工場・社屋改修

工場のスチールサッシ改修工事の事例

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2017-03-13

今回は老朽化したスチールサッシの改修です。

①現状の調査

某大手企業の工場ですが、既設のスチールサッシがかなり老朽化しています。よく見ると錆でガラス引違窓本体が傾いてしまい、閉まらない状態です。施錠もできません。

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②方針の決定

発注企業の担当の方との打ち合わせにより

○とにかくサッシが閉まり、雨風を凌ぎ、施錠できるようにしたい。

○外壁のスレートはそれほど傷んでいないので触らない。内装も一部は躯体鉄骨の現し、内装有の部分も既設のままとしたい。

○工場の建屋のため完璧なカバー工法でなくてよい。

○工場内の環境を考慮し、溶接を使わず 火無しで工事をしたい。

以上の要望を受けました。予算取りのための概算見積りはあらかじめ提出済のため 打ち合わせは順調でした。

③施工図の制作

製品スペックは LIXIL PRO-SEシリーズ RC枠 シルバー色 単板ガラス仕様。

工事個所は1Fのため水密・気密・遮音性能は一般的なものです。

取付用の下地はアルミ曲物にて制作。内外のカバー材はアルミ形材を使用することに決定。

小規模物件のため自社にて施工図を作成しました。

170221枇杷島菱興事務所(2)(1)

④工事の実施

工事は順調に完了。

スレートを触らないという打ち合わせに基づき 外部のスレート見切りは既設のまま残しました。

 

2017-03-13
フル ページ写真

 

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